OEM陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
株式会社Greenspoonは、野菜たっぷりな食事を自宅に届けるサブスクリプションサービス「GREEN SPOON」を運営しています。
新たに発売したおかずシリーズを始め、スープやスムージー、サラダなどさまざまなメニューを揃えています。
手軽に、そして美味しく、つい不足しがちな野菜を摂れることから、今では約6万人以上の方から支持をいただいているのだとか。
そんな株式会社Greenspoonが、サービスをスタートしてから約3年。
今回オリジナルボウルをご依頼いただいたきっかけや、製品にこめた想いなどをインタビューさせていただきました。
株式会社Greenspoonさまについて
―黒崎氏
GREEN SPOONという野菜たっぷりのヘルシーごはんの宅食サービスを運営している会社です。
野菜がゴロゴロ入ったおかずやスープ、サラダなどをサブスクリプションで提供しています。
GREEN SPOONのサービスを始めたきっかけは?
―黒崎氏
3月25日でサービス開始から約3年が経ったのですが、最初はスムージーのサブスクリプションから始めました。
代表含め、3人で会社を立ち上げたのですが、3人ともハードに働く20代を過ごしていました。
20代のときは自分のカラダに気を使う余裕もなかったので、「簡単にカラダを気遣えるサービスがあったら……」と常々感じながら過ごしていたと思います。
さらに弊社の代表は、GREEN SPOONを立ち上げる前に海外で生活していた経歴があるのですが、そこで触れた身体の健康と心の健康の繋がりや、予防医学の考えも影響し、「お家で簡単にココロもカラダも気遣えるサービス」=GREEN SPOONの誕生につながったと思います。
商品開発において苦労したこと
―黒崎氏
世の中にない形状の商品を、0から作っていくことですかね。全部大変でした(笑)。
たとえば、「美味しい味」を実現することもその一つです。
GREEN SPOONでは原材料も一つ一つ自社で選定しているのですが、原材料の選定からやっているところは少ないと思います。
食品業界出身者はおらず、業界の一般的なやり方がわからなかったので、当たり前のように原材料集めからやっていたというのもあるのですが(笑)。
食事なので、やっぱり食材も美味しいほうがいいじゃないですか。
多くのメーカーでは工場側にレシピ開発を依頼し、原材料の選定も依頼することがよくあるんです。
一方僕らの場合は自分たちで原材料を探してきて、どこ産のブロッコリーがいいなとか、どこ産のジャガイモがいいなとか、この調味料がいいなとか、こちらでレシピを決めて、工場側で再現いただく形を取っています。
なので苦労は絶えないですし、いっぱいあります(笑)。
それこそ近年ではいろいろな情勢の影響で、原材料費が上がってしまったり、生産国で雨が降らず野菜が全く穫れないとか、色々な問題が毎日のようにおきます。
気づかれにくいところですが、美味しい味を実現するために、細かい調整が日々行われているので、ご購入いただいた方にはぜひ素材一つ一つの味にも着目して欲しいです。
オリジナルボウルを作ろうと思ったきっかけ
―岡本氏
元々サブスクリプションの会員さま向けに、継続特典としてオリジナルボウルを差し上げていました。
ただ、商品展開をスムージー、スープ、サラダ、おかずシリーズと増やしていったことで、元々のオリジナルボウルが「使いにくい」という課題が出てきました。
お客さまからの「ボウル型のお皿が欲しい」というリクエストもあり、このタイミングでオリジナルボウルを新しくリニューアルしようという話になりました。
ファースト・スティングにご依頼いただいた決め手を教えてください
形状へのこだわり
―岡本氏
さまざまな企業さまから深めのお皿を(サンプルとして)色々取り寄せたんですが、実際にスープやサラダを入れて食べたときにも、一番しっくりきたのがファースト・スティングさんのお皿でした。
メーカーとしての信頼感
―黒崎氏
GREEN SPOONの事業開始から3年経ち、お客さまも増えてきた中、今回は特に「信頼できるメーカーであること」を大事なポイントの一つにしていました。
非常にたくさんの量をお願いすることになるので、信頼できるメーカーさんにお願いしたいなと。
その中で岡本が御社と出会い、選ばせていただきました。
―岡本氏
オリジナルボウルをはじめて作った時は、会員数もまだまだ少なかったので、小ロットでも頼めるメーカーを探していました。
ありがたいことに、今では多くのお客さまにご利用いただけるようになってきたので、お客さまにきちんと特典が行き届くよう、大量発注も受け付けていただけるメーカーさんを探していました。
また、ユニクロさんをはじめ、知名度の高い大企業さんのご依頼を受けた実績もあるということで信頼してお任せできるなと感じ、ファースト・スティングさんに決めさせていただきました。
担当者の対応
―黒崎氏
先ほども申し上げましたが、今回は大量の発注をお願いできるかどうか、というのが1つのテーマでした。
そんな中、本当に迅速でスムーズに対応していただいて。
今回納期に余裕がなく、かなりギリギリのスケジュールでご依頼をさせていただいたのですが、スピーディーにご対応いただけて感動しました。
ここまで迅速にご対応いただけるメーカーさん自体がそもそも少ないな、という感覚が正直あります。
こちらのオーダーにもフレキシブルに対応していただけた点も、決め手としては大きかったです。
―岡本氏
実際に問い合わせをさせていただいたのは私ですが、サンプル送付の対応がファースト・スティングさんはダントツで早かったんです。
もちろんどのメーカーさんへお願いするかはコスト感や、器のデザインなども大きな要因ですので、最終的にはどうなるかは分からないなと思っていたのですが、人だけで選ぶならファースト・スティングの伊東さんがいいなって最初から思っていたくらいでした(笑)。
確か土日挟んでサンプルを送っていただくのがすごく早かったんです。
金曜日にサンプルのお願いをさせていただいて、月曜日にはもう届いている、みたいな。
ほかの会社さんだと、金曜日にお願いしたら月曜日に準備して、火曜日に出荷して、木曜日くらいに着きます、といったスピード感だったのですが、まさかの月曜日に届いたので、驚きました!
あとは追加で「こんなのもいいんじゃないですか?」というのを、私に聞かずに送っていただいたこともあって、びっくりしました。
―黒崎氏
スピード感は、僕らとしてはすごく大事にしたいポイントですね。
ベンチャー企業として勢いを持って立ち上げていく中で、自分たちと同じようなスピード感で対応していただける会社さんって本当に少なくて。
僕らが前のめって速く走っていて、「ちょっとペースが合わないな…。」と思うことって多々あるんです。
ですがファースト・スティングさんは「もうサンプル届いたんだって?早いね!」と言えるくらい、対応がすごく早いなと思った記憶はあります。
意外とそういうところを、担当者は見ている気がします。
極論を言うと、僕ら選ぶ側からすればどこも変わらないというか、どこに依頼してもある程度のものは作れちゃうので。
もちろん、どうしてもこの形状がいいからその会社さんにしか頼めないということはあると思いますが、探してみると少し選ぶ決め手に欠ける部分は正直あって。
そんな中で「サンプルすごく早く来たな!」とか、ちょっとしたやり取りのしやすさとか、そういったところは大いに選ぶ理由になると思います。
なので、本当に素敵な対応をしていただいたのも、御社を選んだきっかけ、理由の一つです。
オリジナルボウルの役割、こめた意味について
―黒崎氏
元々オリジナルボウルを作ろうと思ったとき、お客さまが継続的に利用してくださる中で、どうGREEN SPOONというサービスを思い出してもらうか、というのがテーマとしてありました。
ただ商品を届けるだけでは、GREEN SPOONに触れる機会って、どうしても冷凍庫を開けたときくらいしかなくて。
ふとしたとき、特に冷凍庫の外の世界でGREEN SPOONを思い出してもらうことができないかなと思ったんです。
また僕らとしては、お客さまがヘルシーかつ簡単にご飯を食べられる、お腹が満たされる、といったところだけでなく、”食べることを楽しい体験にしてほしい”と思っています。
だからこそ、食事において必需品である食器を、継続特典に選びました。
僕らはスムージーの販売から始めたので、当初はスムージーにピッタリのお皿を作っていたのですが、おかずやサラダも展開してからは「ちょっと違うな」と思ってきて。
「ちょっと形を変えようか」という話から、今回こういうオリジナルボウルを作らせていただきました。
実際に作ってみて、かわいさとか形って、すごく大事だなと感じましたね。
見栄えや重さもそうだし、食べるときにイラストが見えるかどうか、とか。
自分たちの商品が微妙に見えるお皿って、もちろん出したくないじゃないですか。
食べてもらうシーンを想像したときに、容器のサイズ感や丸み、使いやすさなどを考慮した結果、「この形と、こういうイラストの入れ方がいいね」となって、商品をお願いさせていただいたという経緯もあります。
―岡本氏
そうですね。
GREEN SPOONのスープは大きめの野菜がゴロゴロ入っているのですが、この深さのボウルだと野菜がスープに沈みすぎず、ちょうどよく浮かんで見えるんです。
うちのスープを入れたときに野菜のゴロゴロ感がちゃんと伝わりおいしそうに感じるのは、やっぱりこのボウルだなと思います。
これからのGREEN SPOONさまが目指す世界
―黒崎氏
「自分を好きでいつづけられる人生を」というのがビジョンなのですが、食を通じて、自分を好きでいられる方をこれからも増やせたら良いなと思いますね。
スムージーから始まり、スープ、サラダ、おかずをリリースしてきたように、新しいメニューをだしたり、今の商品をよりおいしく進化させるなど、これからもお客さまに便利にご利用いただけるサービスでありたいと思っています。
また、お客さまとコミュニケーションを取りながら、今回のような新しい特典など、いろいろな企画をして楽しんでいただけるサービスを目指していきたいですね。
商品の磨き込みを含め、より良いサービスを作っていけるよう頑張っていきたいです。
皆さんロングインタビューにお時間いただき、ありがとうございました。
まとめ
今回インタビューをさせていただき、株式会社Greenspoonさまのお客さまへ寄り添う想いを肌で感じることができました。
「自分を好きでいつづけられる人生を」
そんな素敵なビジョンを掲げる企業さまのグッズ制作に携われたことを、うれしく思います。
ファースト・スティングでは、陶器の型づくりからすべてオリジナルで陶器を制作いたします。
そのため、他店にないボウルの形状や配色なども可能です。
ロゴやフォント、質感など細部にいたるまでご相談いただけるため、こだわりぬいた納得の1点ができあがること間違いなしです。
ぜひお気軽にご相談、お問い合わせください。
OEM陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
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株式会社マネーフォワードは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションとして、これまで、個人向けにはお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』、法人向けにはバックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』など数々のサービスを展開しています。
そんなマネーフォワードは、2022年で設立10周年。
コーポレートブランディングを担う、デザイン戦略室BXデザイングループの皆さんに、記念すべき節目の年にどのような想いでオリジナルグラスを制作されたのか、インタビューさせていただきました。
マネーフォワード様が大切にされていること
ー寺村氏
会社として一番中心に据えているのは、「Mission/Vision/Value/Culture(MVVC)」です。
MVVCがあるから組織が拡大しても社員が皆同じ方向を向くことができているのかなと一メンバーとして感じています。
「Mission」について
ー寺村氏
弊社には「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というMissionがあります。
人生は一人ひとりの様々な方向を向いて歩むものだと思うのですが、このMissionには「お金」の課題解決を通してそれぞれの前進をエンパワーメントしたい、という気持ちが込められています。
「Vision」について
ー寺村氏
「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」というVisionを掲げています。
個別の課題解決ではなく様々なソリューションをつなぎ合わせて面で課題解決をすることで多様な前進を下支えする地盤作りをしていくという目標ですね。
「Value」について
ー寺村氏
Valueは、「User Focus」「Technology Driven」「Fairness」の3つを掲げています。
特に「Technology Driven」はIT企業ならではかなと思います。最新のテクノロジーも研究しつつ、レガシーに対しても敬意を払い、ユーザーに本質的な価値を届けるために、最適なテクノロジーを活用しようという姿勢を表しています。
Valueの中でも特に重要視しているのが「User Focus」です。
弊社ではユーザーの声を聞くだけではなく、ユーザー自身も気づいていない「本当に求めているもの」を見極めて、驚くような体験を届けることを常に意識しています。
10周年記念とオリジナルグッズについて
ー寺村氏
10周年を記念するにあたって何かやりたい!という漠然とした話からスタートしたプロジェクトは、コンセプト作りから始まりました。
周年企画は内祝いという側面もあるし、お世話になってきた皆さんへ感謝を伝える好機でもあるし、当初はなかなかコンセプトがまとまりませんでした。
ディスカッションを重ね、マネーフォワードが様々な事業を展開する中、10年間変わらず貫いてきたことって「お金を前へ。人生をもっと前へ。」の後半で語られている「様々な人が人生をもっと前へ進めていける世界を作りたい」という想いなのではないかという結論に行きつきました。
そうした経緯で「さあ、人生をもっと前へ。」という10周年記念企画のコンセプトが生まれ、それに基づいた企画を進行していきました。
10周年記念のロゴデザインについて
ー寺村氏
今回のノベルティは何といっても、ロゴデザインが「かなめ」になっていると思います。
プロジェクトメンバーの花沢が提案してくれたロゴを、オリジナルグラスに載せたりステッカーとしても展開したりしました。
ロゴデザインにはどのような想いを込めましたか?
ー花沢氏
ロゴデザインをどのようなものにするかメンバーでディスカッションした際、マネーフォワードの丸いシンボルマークを「10」の「0」に見立てられないかかというアイデアが最初に出てきました。
次に「1」をどう表現にしたら、10周年で伝えたいことが伝わるのか、メンバー同士で様々な案を出していきました。
そこで私が提案したのが生活のいろいろなモチーフ、例えばラーメンや花束、ギター、ワンちゃんなどを数字の「1」に見立て、「0」に見立てたマネーフォワードのシンボルと隣り合い、何パターンものロゴを展開するアイデアです。
このアイデアによってマネーフォワードがこの10年間で様々な人の日常に寄り添ってきたことを表現することができました。
10周年企画を特集したWebサイトでは、これらのロゴが次々に入れ替わって表示されるようになっています。
実際に拝見して多種多様なデザインに思わずワクワクしました!
ー花沢氏
ワクワク感や多様性を意識したデザインですので、そう言っていただけるのはすごくうれしいです。
オリジナルグラスのデザインや構想について
ー寺村氏
カルチャー部のメンバーとどんなノベルティが良いかアイデアを出し合った際に、「オレンジジュースがぴったりかも!」という意見が出たんです。
コーポレートカラーもオレンジですし、オレンジジュースの何だか元気な印象がマネーフォワードらしくもあっていいじゃないかと話が盛り上がり、そこから派生して、「グラスにそのオレンジジュースを注ぐと、マネーフォワードのロゴが浮かび上がる仕掛けを作れたら面白いね!」というアイデアに発展し、オレンジジュースとグラスのセットをノベルティにすることが決まりました。
ー花沢氏
あとはやっぱり「みんなで乾杯ができるのがすごくいいね」という話にもなって。
特別なグラスが作れたら、という想いもありましたね。
飲み終わったあと底にロゴが浮かぶデザインが素敵ですね
ー寺村氏
Missionに掲げられている「人生をもっと前へ」という言葉が今回の10周年企画コンセプトの原型だったので、そのMissionを載せることで、マネーフォワードが10年間その信念を貫いてきたことを想い返すきっかけになればいいなと考え、このようなデザインにしました。
オリジナルグラスを弊社にご依頼いただいた経緯を教えてください
ー寺村氏
「グラスにそのオレンジジュースを注ぐと、マネーフォワードのロゴが浮かび上がる」というアイデアを実現するために、初めはジュースを注いでいない状態ではロゴが目立たないようにするためフロスト加工を考えていました。
ただグラスサンプルを取り寄せて試してみたのですが思うようにロゴが浮かび上がらず、試行錯誤の末に白インクでデザインを印刷できるパートナーを探すことになりました。
様々な会社を拝見しましたが、ファースト・スティングさんでは、白インクで広い範囲に後ろまでくるっと印刷でき、底面も印刷が可能で、デザインの制約が少なく自由度が高い点に魅力を感じ、ファースト・スティングさんにお願いすることに決めました。
具体的にどのような形状のグラスをお探しでしたか?
ー寺村氏
マネーフォワードらしいグラスの形を考えた際、背の高さよりも幅のほうが広くふくよかな形が”らしい”のかなと感じ、そういった形状のグラスを探していました。
この感覚は普段デザインする時の書体選びに近いかもしれません。
そういった観点でカタログを見ている中で目に止まったのが今回発注させて頂いたロックグラスでした。
10周年記念の当日について
ー寺村氏
イベント当日、ノベルティ配布開始のアナウンスがされると、出社していたメンバーが続々と欲しい欲しいと集まってきて、喜んで受け取ってくれました。
オレンジジュースが注がれたグラスを写真に撮って、SNSにアップしてくれたメンバーも沢山いて嬉しかったですね。
ー花沢氏
そうですね。
ー高木氏
(10周年記念は)オンラインイベントだったのですが、同期から「ジュースをグラスに注いだ瞬間、自分も10周年記念イベントに参加してるぞ!という実感が沸いてきてうれしかった!」という声ももらいました。
これから生み出すデザインについて
ー寺村氏
マネーフォワードは「前に進んでいくぞ!」というモチベーションや、ワクワクしながら仕事を進めているメンバーであふれています。
そんなマネーフォワードメンバーが生み出す会社の魅力をどんどん外へ伝えていきたいと考えています。
会社の魅力を反映したコミュニケーションを常に探究し、デザインや企画に落とし込んで発信するなど、これからも様々な取り組みを進めていこうと考えています。
皆さんロングインタビューにお時間いただき、ありがとうございました。
まとめ
今回インタビューをさせていただき、株式会社マネーフォワードという会社のが社員の皆さま方の熱い気持ちを肌で感じることができました。
そんなポジティブな伸び行く会社の、記念すべき10周年という節目に立ち会えたことをファースト・スティングスタッフ一同、うれしく思っております。
ファースト・スティングでは、陶器の型づくりからすべてオリジナルで陶器を制作いたします。そのため、他店にないグラスの形状や配色なども可能です。
ロゴやフォント、質感など細部にいたるまでご相談いただけるため、こだわりぬいた納得の1点ができあがること間違いなしです。ぜひお気軽にご相談、お問い合わせください。
OEM陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
Coffee Supremeは1993年にニュージーランドの首都・ウェリントンで誕生してからというもの、オーストラリア・メルボルン・ブリスベン3都市で直営店6店舗を展開し、ついに日本上陸を果たしたスペシャルティコーヒーロースターです。
日本の一号店となる渋谷店では、祖国ニュージーランドのCoffee Supremeらしさそのまま受け継いで表現しているのが特徴。ファースト・スティングではかねてより、オリジナルマグカップの制作をご依頼いただいていました。
そんな中、今回はCoffee Supreme Japan代表の松本さんとPR担当の上田さんに、Coffee Supreme渋谷店の誕生秘話や、オリジナルマグカップ制作にこめた想いを伺いました。
Coffee Supremeのビジョンや、お客様への想い。カフェという営業形態を超えたコラボ活動などの裏話をお聞かせいただきました。
日本への出店を決めた理由、お店のこだわりについて
Coffee Supremeさんは元々ニュージーランドのお店とのことですが、日本に出店を決めたのは何故ですか?
ー松本氏
僕がニュージーランドに移住していたとき、Coffee Supremeには元々お客として通っていたんです。
コーヒーもおいしいし、雰囲気もいいし、働いているスタッフもかっこいいし。いつかこのカルチャーを日本に持っていきたいなと漠然と思っていて。
そして、たまたま僕がカフェにいる時に当時のCEOと会い、英語もできないのに「日本でもやろう」というお話を僕から直接して、2、3年かけて日本出店が実現しました。
Coffee Supremeさんのこだわりとは?
ー松本氏
お店としては、コーヒーをツールにして人とつながるというところが一番のポイントです。
美味しいコーヒーを出すのは当たり前で最低限のことなので、さらにその先、コーヒーを通じていろいろな人とつながれることを一番大事にしています。
実店舗やネットショップの盛り上がりについてはいかがですか?
ー上田氏
お店はコロナ禍になったことで、家で仕事をする方が増え、新しい常連さんが増えました。
休憩時間中にお店に来て、コーヒーを買うついでに、コーヒー豆とマグカップなども買われる方が増えています。
ネットショップは、コーヒー豆やインスタントコーヒーにプラスして、おうち用のマグカップを買われる方がすごく増えました。
数々のオリジナルマグカップを作ろうと思ったきっかけ
オリジナルマグカップをつくろうと思ったきっかけを教えてください
ー松本氏
普通にコーヒー飲むのにマグカップが必要だなというのもあるし。コーヒーだけでなく、空間ごと五感で楽しめるお店みたいにしたかったなというイメージがありました。
単純に既製品のマグで飲むよりも、底にメッセージがあればくすっと笑えるし。アーティストとのコラボとかを見ていても、見て飲んで楽しめるようなデザインのマグカップってすごくいいなと。
マグカップのデザインのこだわり、こめたメッセージについて
マグカップのスタッキングにこだわるのはどうしてですか?
マグカップのスタッキングにこだわるのはどうしてですか?
ー上田氏
重ねる楽しさというか、コレクションしたくなる。そういう観点から、スタッキングにこだわっています。
ー松本氏
スタッキングがあると収納も便利だし、ブロックみたいですごく楽しさがあるなと思います。
デザインするメッセージのルーツや、想いを聞かせてください
ー上田氏
「MUGS NOT DRUGS」は、本国のニュージーランドにもオーストラリアにもあるキャッチコピーです。ニュージーランドの文化というか、そういったものを日本でも楽しめるように意識してます。
あとは「SAME AGAIN(同じものをもう1つ)」などカップの中のデザインがコーヒーを飲んだ後にちらっと見えて、実際に「これもう1杯」って言う面白さとか。
ー松本氏
「MUGS NOT DRUGS」には、「ドラッグよりもマグを持っているほうがかっこいいじゃん」という意味があります。
そういうドラッグカルチャーを少しでもコーヒーに変えていこうよという裏の意味もあったりしますね。海外っぽいですが。「マグでコーヒーを飲んでいるほうが実際イケてるんだぜ!」と、思って欲しい気持ちはあります。
ただネイティブの人じゃない人が読むと「コーヒーがドラッグだ」といった感じの意味にとらえている人が多いと思うんです。でもそれはちょっと違う。
僕たちのマグカップに書いてあるのは、本当にくすっと笑えるくらいのメッセージです。
世界的アーティストとのコラボなど、コラボマグカップを作るようになったきっかけを教えてください
ー松本氏
オセアニアから来て、まだまだCoffee Supremeの認知もそんなに高くないので、Coffee Supremeの信念というか、DNAとして、ローカルのいい人たちとつながろうという思いからコラボを始めました。
コラボした花井祐介さんやNAIJEL GRAPHさんは個人的に大ファンで。
また日本のコラボに関しては、国内でやるならやっぱり日本のクリエイターと何かに仕事をしたほうが絶対いいものになるし、ということで一緒に仕事をしてみたいと思ったのがきっかけですね。
通常のスタッキングで重なるタイプではなく、ダイナー系のコラボマグカップを選んだ理由はありますか?
ー松本氏
花井さんは海外でも活躍されているので、通常のスタッキングより海外の風を感じられるデザインに重点を置きました。
この絵柄も、せっかくならちゃんと見せたいなという想いがあったので。
今後の展開についてお聞かせください
ー上田氏
地方の方にもCoffee Supremeを知ってもらえるように、イベントなどでマグカップの販売していきたいですね。
ー松本氏
最近イベントとかで、コーヒー豆の卸先さんからこのスタッキングがけっこう評判良くて。「それを常設で使いたい」という方もいるので、ぜひお店で使ってもらいたいですね。うちのお店自体も、今渋谷のこの1店舗だけですけど、地方とかにも小さいお店が出せたらいいなと思ってます。
皆さんロングインタビューにお時間いただき、ありがとうございました。
まとめ
赤と白を基調に彩られた店内は明るく活気にあふれ、松本さんと上田さんのCoffee Supremeに対する想いを象徴しているようでした。取材も終始にぎやかな雰囲気で終わり、我々はCoffee Supremeの勢いを実感すると同時にモノづくりの醍醐味を改めて感じました。
松本さんと上田さんのように、ビジョンを持って経営に取り組まれる飲食店様を、オリジナル陶器制作という観点でサポートさせていただくことは、非常に楽しく、そして喜ばしいことです。
ファースト・スティングでは、陶器の型づくりからすべてオリジナルで陶器を制作いたします。そのため、他店にないマグカップの形状や配色なども可能です。
ロゴやフォント、質感など細部にいたるまでご相談いただけるため、こだわりぬいた納得の1点ができあがること間違いなしです。ぜひお気軽にご相談、お問い合わせください。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
「木と、チョコと、しあわせと。」
そんなテーマを掲げるKNOCKING ON WOODは、おしゃれな町並みの中目黒、その中を流れるのどかな目黒川のほとりにあります。
KNOCKING ON WOODはチョコレートブランド「DRYADES」が手がけるカフェと、木製雑貨ブランド「Hacoa」のショップが融合した新感覚のカフェです。木型で作る個性豊かなチョコレートをはじめ、思わずほっとするラテや心あたたまる木製雑貨などが楽しめます。
2021年4月のオープンに際し、ファーストスティングでマグカップをオリジナル制作いただきました。
今回はオリジナルマグカップ制作や、KNOCKING ON WOODの開店秘話などについてお話を伺えることになり、いざ中目黒へ。
インタビューに対応してくださったのは店舗責任者の矢崎さんをはじめ、本場パリのピエール・エルメでも活躍されたパティシエの斎藤さん、バリスタの川口さんの3名です。
各々がKNOCKING ON WOODにかける、熱い想いを伺うことができました。
KNOCKING ON WOODを開店した理由、お店のコンセプトについて
KNOCKING ON WOODを開店したきっかけを教えてください
ー矢崎氏
2年ほど前から、DRYADES初の店舗となる文京区の春日店でちょっとずつシェフが手がけるチョコレートを販売しはじめ、近所の方を中心に周知されていきました。
そこから2年が経って営業が軌道に乗りはじめたこと、今のご時世柄オンラインが活発になってきたことがきっかけとなってKNOCKING ON WOODの構想ができたんです。
元々、社長のコンセプトにもあった「カフェとして利用しながら、シェフが手掛けたチョコを食べられる場所」を実現するためにも、今回カフェを作ることになりました。
今までは厨房、店舗販売とオンライン販売を一括でやっていたのですが、営業が軌道に乗ってきて手狭になりつつあったので、まず広い土地を探すところから始めました。
チョコレートを提供するDRYADESと、雑貨を販売するHacoaを店内で融合させるアイディアはどこから生まれたんですか?
ー矢崎氏
前提として、会社の理念では「モノづくりの感動を伝える」ということを一番に考えています。
「モノを作って、その作ったモノを提供して、人へ感動を与えたい」というコンセプトをずっと掲げているので、同時に人との交流も大事にしてきました。
そこで今回もお客様との「交流」を実現するため、元々ある雑貨店とチョコレートメインのカフェを併設するアイディアが生まれたんです。
夢だったんだと思います、やっぱり。元々ある店と、新しいブランドを2つ一緒に展開することで「Hacoaという会社そのものを知ってもらえる場を作りたい」という1つの夢が叶いました。
ブランドは別だけど基本となる会社の考えは一緒だったので、やっと1個にまとめられたなと。
オリジナルカップ&ソーサーを作ろうと思ったきっかけ
ロゴが入ったオリジナルカップ&ソーサーを作ろうと思ったきっかけを教えてください
ー矢崎氏
食器類はけっこう模索しまして…。
お店のオープンに携わるチームでミーティングしたときに、いくつかのサンプルを見ながら形、サイズでいろいろと模索した結果、フラットでナチュラルなものが良いという結論になりました。
あとは、お店自体が木や自然をモチーフにしていたのと、全体のバランスを考えてお皿を渋めでシックな色にしたこともあり、カップのカラーはコーヒーが一番映える白にしました。
形に関してはバリスタが入れやすいことを一番に考えていたので、ラテが作りやすく、ラテを注いだときに中がよく見える「口広がり」に決めました。
今すごいインスタ流行ってるじゃないですか。だからどこかにお店のロゴを必ず入れたかったんです。写真に映るように、カップにロゴはマストで入れようと。
お皿にもロゴの入っているものはあるんですけど、置いてしまうとどうしても見えないので、立体感があるものでしかロゴをアピールできないんです。
形状を選んだ時のこだわり、決め手について
バリスタさんが使いやすい形状のカップを選ばれたんですか?
ー矢崎氏
そうですね。寸胴型のとか、いろいろ案はあったんですけど。
カップの下がすぼまっているほうが、下から持ってミルクを入れるときにつかみやすいそうです。注ぐのにもけっこう技術が要るみたいですね。
KNOCKING ON WOODとHacoaの今後の展開について
KNOCKING ON WOODさんとHacoaさんの今後の展開をお伺いできますか?
ー矢崎氏
チョコレートのお店が今春日と渋谷とここで3店舗だけなんですけど、この複合施設型のカフェはもうちょっと同じ形態で広げていきたいですね。
全国的に…というと規模が大きくなっちゃうんですけど、シェフのおいしいチョコを広めていきたいなと。
また今のご時世なかなか人と人との交流が難しいところではありますが、お客さまと交流できる場をなくさずに、広げていきたいなという思いはあります。
働くパティシエさんへインタビュー
KNOCKING ON WOODができる前、文京の春日店からパティシエさんとして働かれているんですか?
ー斎藤氏
そうですね。春日のお店がオープンしたのが2019年の1月で、そのときからお店の立ち上げやお菓子づくりに携わっていました。
以前はフランスのピエール・エルメでお菓子を提供されていたということですが、海外生活の思い出をお伺いできますか?
まずフランスには2011年から春日のオープンのときまで7年ほど行っていました。
思えば苦労が絶えないフランス生活だったというか…。
もちろんあっちに行けば自分たちは外国人になるわけですから、働くうえでの大変さとか、生活するうえでの大変さ、いろいろありました。
たとえばビザの取得とか。
基本的に働いてはいけないんですけど、いろいろなハードルを乗り越えて働きました。働くうえでも、ビザの取得のために1年おきに日本に帰ってきたりもしましたし。
あとは、住むところを探すのがけっこう大変でしたね。なかなか外国人には家を貸してくれないんです、保証がないですから。
いつもスーツケースを持ちながら引越しを何回も何回もしましたね。1年で5、6回は。
お菓子づくりや修行中で大変だったことはありますか?
ー斎藤氏
フランスに到着して1週間くらいで、すぐにピエール・エルメで働き出したのですが、本当に間違って勉強したかなというくらい現地の言葉がわからなかったんです。
勉強していったつもりだったんですけども…。ですから、そこはすごく苦労したというか。
でも、仕事は日本でもきちんとやっていたので、やっていること自体は一緒なわけです。
言葉が分からないなりに自分で考えて、「こういうことを言っているのかな?」とか。
もう五感をフルに活用して、なんとか食いついていくというか、食らいついていくような感じでやっていきました。
言葉の壁は本当にすごく大きかったですね。
これをやれと言われても、何をやっていいかわからない。あれを取れと言われても、それが何なのか分からない。
ですから、「この人は何を言ってるのかな?」と察するための人を見る目は養われました。自分に好意的なのかなって、それとも敵対しているのかなという雰囲気を感じながら。
Hacoaに入られたきっかけを教えてください
ー斎藤氏
フランスでは働き続けるのがすごく難しいので、2018年には労働ビザが更新できなくて「これ以上フランスに居続けるのが難しいかも」という状況でした。
僕から言わせれば、ちょっとフランスに嫌われちゃったかなという気持ちだったんですけど。
そこで思い切って日本に戻ろうと決め、帰国する前に日本での仕事を探し始めました。
ゼロから日本での仕事を探していたとき、フランスの友人何人かを通して、「Hacoaがチョコレートを新しく始めるためにシェフを探している」という話を聞いたんです。
本当に日本へ帰るタイミングがぴったり合ったというか、ちょうど帰るタイミングで働けるシェフを探しているという話をいただいて。
その話を紹介してくれた人から「ちょうどHacoaの代表の市橋がちょうど東京にいるから、一度会ってみないか」声がかかったので、自分としてはそこまで乗り気でなかったんですけど、一応お話を聞きに行こうかなと思い、社長と会うことになりました。
すると面接みたいな形になったんですね。一応履歴書を持ってきたので、一応履歴書を渡したんです。
そうしたら社長が、履歴書は横に置いてHacoaの話を始めたんです。
もうすごく熱く、30分、1時間くらい話していただいた後、「じゃあ君この会社入りなさい」と言われたんですよ。
「え?」と思って。何も質問もされてないし、経歴も言っていない。一体自分の何を見られたんだろうと思って。すごい人だなというのが第一印象でしたね。これがHacoaに入ったきっかけです。
Hacoaに入ってからの苦労や大変だったエピソードはありますか?
ー斎藤氏
苦労はもちろんあったんですけど、とにかく楽しかったですね。
チョコレートって普通、プラスチック型とか、シリコン樹脂とか、そういうものでつくるんです。ですがこのHacoaという会社は木の会社で、木だったらどんな形でもつくれるという会社ですから、木型でチョコレートを作るんです。
最初は簡単にできるかなと思ったんですけども、何度も失敗を繰り返して、やっとそれができたんですよ。世界で唯一、木型でチョコレートを作る会社にいる楽しさはあります。
あともう1点、木の会社なので、木を何か味に転化できないかなといろいろ試行錯誤をしました。ですが木ってなかなか味に落とし込むことがすごく難しくて、ヒノキとかいろいろな木の種類を試してみました。
そんな中で、木を燻製にしてチョコレートにしてみようという試みがけっこううまくいったんです。
そしてアーモンドとチョコレートをそれぞれ燻製して、木の燻した香りをチョコレートとナッツにまとわせた「アーモンドチョコレートの燻製味」という商品が完成しました。
これは他じゃあまり見られないので、木の会社のHacoaらしいお菓子かなと思っています。
働くバリスタさんにインタビュー
KNOCKING ON WOODに入ったきっかけを教えてください
ー川口氏
元々DRYADES本店でアルバイト採用されまして、そこから渋谷店の新オープンに携わり、最終的にこちらへ配属となりました。
コーヒーを入れる技術はいつから勉強されていますか?
ー川口氏
元々大学時代にコーヒー豆の生豆を焙煎するところからやる本格的なカフェでアルバイトをしていました。そこでコーヒーの奥深さに魅力を感じて、卒業後にカフェの専門学校に通ったのがはじまりですね。
で、その専門学校時代に出会った友人が、たまたまDRYADESでアルバイトをしていたんです。
「カフェじゃなくて、チョコレートなんだけどどう?」ということで紹介の話をいただいて、アルバイトで入る流れになりました。
その時点では、1回バリスタの仕事はできないかなと諦めたんですが、KNOCKING ON WOODの店舗オープンと同時に「カフェもやるからバリスタやってみない?」という話をいただいて今に至ります。
カップの選定に携わられたとのことですが、どのようにカップを選ばれましたか?
カップの種類とかいろいろ見せてもらった中で、どこにでもすごくなじみそうで、なおかつシンプルで、ちょっとスタイリッシュなかっこいいものを選びました。
(ファーストスティングがご提供したサンプルの中から)「これがいいかな」というのを部長にお伝えしたら「あなたがそういうならそうしましょう」という感じで決めていただきまして。
バリスタの先生、私が教わった先生は丸いカップのほうが入れやすいと言っていたんですけど、私はこの形のほうが手にしっくり来て入れやすいなと思って。
単純に私が好きだったのかもしれないですね。
皆さんロングインタビューにお時間いただき、ありがとうございました。
まとめ
取材をさせていただいた店内は、木のぬくもりとモダンなデザインが調和する、素敵な空間でした。
人と人との繋がりを大切にする経営理念が実現した、カフェと木製雑貨のお店。ラテやチョコレートだけでなく、店内の雰囲気全体が気持ちをリラックスさせてくれるでしょう。我々も、想いを実現する飲食店の食器制作に寄り添い、ものづくりに貢献していきたいと強く実感しました。
ファースト・スティングでは「KNOCKING ON WOOD」さんにご採用いただいたラテ兼用のカップ&ソーサーをはじめ、様々なカップ&ソーサーやラテカップをご用意しております。オリジナルのカップ&ソーサー制作ついて何でもお気軽にご相談ください。
デザイン・サイズ・カラーなど、完全オリジナルの食器を作ることが可能です。また、好きな場所にロゴを入れたり、イメージカラーに合わせてオリジナルのカラーリングをしたり、エンボス調のプリントをしたりなど、既製品にはできないこだわりの陶器制作ができます。
こだわって作ったオリジナル陶器は、きっと個性あふれるお店の雰囲気をより一層豊かにしてくれるでしょう。まずはお気軽にご相談、お問い合わせください。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
OEM陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
サンリオの人気キャラクター「シナモロール」。
長い耳と青い目、そしてくるんと巻いたしっぽがチャーミングな、白い子犬の男の子です。
そんなキュートな国民的キャラクターとコラボレーションしたカフェが、東京都新宿のマルイアネックスにあります。
その名も「シナモロールカフェ 新宿店」。
シナモロールカフェ新宿店は、2020年でオープン3周年を迎えました。ファン待望の常設店舗として営業を始めてから早3年。
オープン3周年記念日となる2020年3月15日に合わせ、オリジナルプレートの制作をご依頼いただきました。
そして今回はお店でのインタビューにも応じていただけるとのことで、いざ新宿へ。
シナモロールカフェの日常からグッズの反響、今後のグッズ制作のことまで、せきららに語っていただきました。見どころ満載のインタビューをご紹介します。
店内はサンリオの世界に飛び込んでしまったかのような雰囲気です。ナチュラルで明るい色合いの空間は、ホッと一息つくのに最適。
美味しいドリンクやスイーツを楽しみつつ、シナモロールの優しい世界観にのんびりと浸ることが出来ます。さらに店内を見渡せばあちこちにシナモンの姿が。思わずほっこりしてしまいます。
「シナモロールカフェ 新宿店3周年記念プレート」の制作背景
今回のオリジナルプレートを制作したきっかけを教えてください
—園田氏
そうですね。今回は、シナモロールカフェ新宿店の3周年記念イベントということで制作しました。プレートの発売そのものがイベントの企画という感じだったので、本当に3周年の日ぴったりに発売日を合わせていただきました。
グッズの製作はかなり前から決まっていたのでしょうか?
—園田氏
基本的にイベント企画担当の方が動いてくれています。実は私が店長になったのは、今年の1月なんです。前任の店長が動いていたのか分からないですが、「今年のオリジナルグッズはお皿だよ」というのをうっすら聞いていた程度なので、「そうなんだ」みたいな。
現場の園田さんから企画を出すことは?
—園田氏
自分でやりたい企画があれば、やることもできます。今回のような記念イベントなどの企画は、その時期に合わせて運営会社主導でグッズを販売しています。
オリジナルプレートの反響や好感度
この度はオリジナルグッズの制作のご依頼、ありがとうございます。今回のオリジナルプレートは反響がありましたか?
—園田氏
そうですね。事前にツイッターで販売のアナウンスをさせていただいたのですが、その時点でもう「かわいい」というコメントがついていまして。
すごく反応が良かったですし、実際お買い求めいただくお客さまも、笑顔でご購入されていました。
シナモロールカフェ新宿店は3月15日で3周年を迎えます☕️✨
それを記念して新宿店限定で3周年記念プレート(¥2,980)をオープン日の3月15日(日)より販売致します🎊
いつも来てくださっている方もまだ行ったことないよって方も!是非この機会にご来店くださいませ☺️スタッフ一同お待ちしております💙 pic.twitter.com/kiuf3b6L70— シナモロールカフェ【公式】 (@Cinnamon_cafe_) March 13, 2020
最近ではコロナの影響などもありますが…
—園田氏
本当に大打撃を受けています。2月にはイベントもやっていなかったので、客足も落ち着いていました。
それでも3月はシナモンくんの誕生日なので、コロナ関係なしに大勢のお客さま来ていただいていまして、周りからびっくりされるという。誕生日は3月6日なんですが、当日は開店時に50人も並んでいましたね。このご時世ですが…ありがたいことです。
シナモロールカフェ新宿店の日常と過去の周年記念品
普段はどんなお客さまがいらっしゃいますか?
—園田氏
マルイアネックスは、一般的な百貨店やデパートと違って映画館を併設していて、あとアニメグッズを扱う駿河屋さんというお店も入っています。あとはブックオフのアニメグッズバージョンのようなお店もあるんです。
もっといえば5・6階ではロリータ服を取り扱っているので、客層はけっこうサブカルチャー寄りの、若い方々でいらっしゃる印象を受けます。あと日本のカルチャーということで外国人のお客さまにも人気ですね。
お客さまは女性が多いのでしょうか?
—園田氏
女性が多いです。男性の1人で来られるお客さまもいらっしゃいますが、大体女性ですね。
あとお友達同士で来られる方が多いです。
SNSでもかなり話題ですものね
—園田氏
SNSにはかなり上がっていますね。
SNSは外国のお客さまもかなり見ていらっしゃいます。あと、インスタグラムを見ながら注文をされる方もいらっしゃいますね。「インスタグラムでどれが映えるかな?」みたいな感じで。ご飲食で来られるお客さまが多数を占めております。
今までの周年イベントではどのようなグッズを制作されていたのでしょうか?
—園田氏
1周年の時は記念パーティーのような催しを貸し切りで行って、1周年記念バージョンのオリジナルショートケーキを制作しました。2周年目はシナモンくんのオリジナルアクリルキーホルダーを記念で販売していましたね。
そして今回はお皿という感じです。
大人気のシナモロールカフェ、今後の展望は…
今後制作してみたいオリジナルグッズはありますか?
—園田氏
記念デザインのマグカップとかがあってもいいなと思います。結婚式とかお祝いでプレートや食器を買われるお客さまが多いので。記念デザインの食器類だったら、お祝いに合わせてご購入いただけるかなと。
実現するかはさておき、シナモンくんのペアプレートみたいなものも制作してみたいですね。朝食用とか、そういう感じで実用的な面も打ち出して。それでなおかつ、シナモンくんが好きな人にも使っていただける商品を展開していけたらと思います。
結婚祝いで購入される方が多いんですね
—園田氏
はい。結婚祝いで渡されたり、新婚のお客さまが2個セットでご購入されたりすることがあります。ちなみに今販売しているのはおやすみオムライスのお皿と、ホットドリンク用のマグカップです。
京都にも店舗がありますが、そこでも使用している食器は一緒ですか?
—園田氏
京都はまた違うんです。京都は京都で、葉っぱをイメージしたデザインです。京都のシナモンくんは、自然、ナチュラルをテーマにしているような。
京都はグリーンをメインとしていて、新宿店は「大人女子」みたいな感じ。大人しいイメージです。
京都店は新宿店と比べてどのような感じですか?
—園田氏
お店は京都の方が広いです。新宿店の1.5倍はあります。下手したら2倍あるかもしれないです。ちなみに新宿店は開店が1年遅いので、今年で京都は4周年になります。
新宿店ではいつ頃が一番混みますか?
—園田氏
ピークタイムは12時〜14時、15時とかです。土日だとオープンして直後で、30分以内には満席近くまで入ってますね。そこから繁忙期だと満席状態が16時〜17時近くまで続くので、外に待っていただいて、順次ご案内、みたいな。
土日は大体4〜5組は待っていることがほとんど、という感じです。
この3カ月間で店長さんをされてみて、どうですか?
—園田氏
日々大変としか言いようがないですね。ただ大変な中でもお客さまが来てくれて、グッズを買ってくださって、飲食してくださって…。
皆さん本当に楽しそうに過ごしていらっしゃるのを見ると、やりがいを感じます。
インタビューを終えて まとめ
シナモロールカフェでの和気あいあいとしたインタビューはあっという間に終了。
今回のオリジナルプレートは可愛さを損なわないのはもちろんのこと、実用性にも長けたオリジナルプレートということでご好評をいただきました。
クラウンをかぶってウィンクをするシナモロールに、思わず「さあ、何を乗せて食べようか?」と心躍ります。また一般家庭の食器棚に自然となじむ色合いで、陶器製ならではのしっかりとした重厚感があるのも特徴の1つ。
配色は藍色と白のツートンですが、それだけではありません。シナモロールの頬にだけピンク色をあしらい、ちょっとしたアクセントになっています。
こうした目で見て可愛く、使っても楽しいという、実用性も兼ね備えたオリジナルグッズが仕上がったのは、製作段階で綿密な打ち合わせを重ねたことが大きな理由でしょう。
「シナモロールをもっと身近に感じてほしい」という園田さんや企画担当の方の熱意が、人気オリジナルグッズとして形になりました。
OEMでのオリジナルプレートを制作、こだわりの食器選びについて
このように、3周年イベントは大盛況にて終了。
大勢のファンが足しげく通うシナモロールカフェ新宿店でのオリジナルプレート制作のお手伝いができ、弊社としても大変嬉しく思いました。
ちなみに今回制作されたオリジナルのお皿は、世界的にも有名なサンリオブランドのキャラクター「シナモロール」をプリントしたものです。
弊社ではこうした陶器のOEMにも対応しております。
「自社のキャラクターやブランドロゴを食器にプリントしたい!」
という場合もご対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
その他、今回のようなイベントで販売する周年記念品やオリジナル食器のことなら何でもご相談ください。デザイン・サイズ・カラーなど、他にはない完全オリジナルの食器を作ることが可能です。
また好きな場所にロゴを入れたり、自分のイメージに合わせてオリジナルのカラーリングをしたりすることも出来ます。自社のイメージに合ったテイストのプリントで仕上げるなど、既製品にはないこだわりの陶器制作をサポートさせていただきます。
一から十までとことんこだわって作るオリジナルの食器は、きっと唯一無二のお店づくりに欠かせないアイテムです。
OEM陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
【インタビュー】ロースイーツにこだわる自然派カフェがオリジナルマグカップを選んだ理由
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
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兵庫県尼崎市。JR立花駅南側近くに佇む「Cafe Holo i Mua(カフェ ホロイ ムア)」。
ハワイ語で「前を向いて歩いていく」という意味のこのお店は、自然食メニューをはじめ、火を使わないロースイーツや、玄米コーヒーなどの珍しいメニューをおしゃれな空間で愉しめるとして人気のカフェです。
1人でお店を切り盛りし、お店の備品などの調達も全て自分自身で見て決めるほどのこだわりを持つ店主の長尾氏。
2019年7月のお店のオープンに合わせて、形状にこだわりつつもロゴ入りのオリジナルマグカップ制作ができるところを探していたそうです。そこで今回、ファーストスティングプレミアでイチからオリジナルでマグカップを依頼いただきました。
既製品ではない自社製造のマグカップの形や耐久性を気に入っていただけ、直接お店へ足を運び、詳しいお話を伺うことができました。
お店やロースイーツをはじめとしたこだわりのメニューのお話をはじめ、オリジナルマグカップを制作した際のお話など盛りだくさんのインタビューをご紹介します。
ロースイーツの人気カフェ「Cafe Holo i Mua」を開店した理由
店舗前には店名の入ったバス停を模した看板兼オブジェがあり、可愛らしい店構えに思わず頬がゆるみます。
ナチュラルかつシンプルな内装でありながら、洗練された雰囲気の明るい店内に店主のこだわりを感じます。
開店したきっかけを教えてください
ー長尾氏
2019年の7月1日に開店したのですが、昔から和テイストというか、そういうカフェ巡りをしていて..。カフェが好きで、おじいちゃんになってからでも良かったのですけど、ずっとそういうお店がしたかったっていうのがありました。
このお店の前に、薬膳カフェで働いていましたが、そこでも低アレルゲンのケーキを作っていたんです。小麦、乳製品、砂糖を使っていない、アレルゲン不使用のケーキなのですが、そこのお店には畳の席があって、小さいお子さんが結構来店してしました。
その中にアレルギーのあるお子さんも沢山いて、そういう子のお母さんにすごく喜んでもらっていたのが印象的でした。みんな「こんなんあるの知らんかった」とか言うので、じゃあそれならもっと知ってもらいたいなと。これがあって、お店を立ち上げたようなものです。
「Cafe Holo i Mua」という店名は、最初から決めていたのでしょうか?
ー長尾氏
最初から決めていたのは、ハワイ語という点ですね。
ハワイ語で調べていたら、おしゃれな言葉が、がーっと出てきて。その中で、語呂が良くてお客さんに聞かれても答えが返せるような、意味のあるものにしようと思って「Holo i Mua(ホロイムア)」にしました。
「前を向いて歩いていく」という意味で、本当にそういうカフェにしたいなと思っていまして、ずっとゆっくりして欲しい、1日中いても出ていけとは言わないようなカフェにしようと思って名付けました。
自然派メニューをはじめ、カフェのこだわりポイント
ロースイーツや自然食のメニューが多く魅力的ですね。ロースイーツとはどんなものなのでしょうか?
ー長尾氏
東京では、メジャーな言葉みたいです。ローフードというのがアメリカにあって、アメリカから東京のほうに来たらしいんですけど、そこが今熱いのかな。ちょっとずつ全国に今流れていっているみたいなんですけど、でもまだ知らん人のほうが圧倒的に多いと思います。
ロースイーツの“ロー(raw)”っていうのは、生のことで、火を使っていないんです。調理工程にまず熱を加えていないのと、それに使う食材、素材にも熱は通していないんです。全部生。
ロースイーツでは乳製品を使わずにどのように甘さや味などを表現しているのですか?
ー長尾氏
絶対入れてるのが、カシューナッツとココナッツオイルです。ココナッツオイルが、普通の油よりも固まりやすいんです。それで形がつくられる。だから、冬になるとそのへんにココナッツオイルを出しておけば絶対固まる。その2種類がベースになります。
甘みは、アガベシロップです。テキーラの原料にもなっているリュウゼツランという蘭から低温で抽出したもので、それもGI値が低いというので有名な、言うたら健康的な甘味料なんです。
下は生のナッツ。それだけ火は通してます。ナッツに火は通してるんですけど、上のアイスがピスタチオのアイスと、ラズベリーとイチゴのアイスです。その上にカシュークリームというカシューナッツとココナッツオイルをミキサーにかけたもの。それを生クリームっぽくしているんですけど。その上にフルーツです。
長尾さんのそばにいたら健康数値が上がりそうですね。
ー長尾氏
健康数値、上がると思います…
オリジナルマグカップ制作を選んだ理由
今回はオリジナルマグカップ制作のご依頼ありがとうございます。ロゴがとても印象的でおしゃれですね。
ー長尾氏
こちらこそ、ありがとうございます。
ロゴ、いいですよね。チラシとかもそうなのですが、前に働いていたところで、学生の子がいて、その子に全部作ってもらっているんです。全然そういう学校にも行っていない、普通の学生です。今もう新卒で就職しましたけど。ここのデザイン担当です。
オリジナルで制作したマグカップ以外の什器、備品はどうやって調達されたのですか?
ー長尾氏
雑貨屋めぐりです。いろんな雑貨屋さんに行きました。とりあえず自分で見たくて。
弊社のオリジナルマグカップを選んでいただいたきっかけを教えて下さい。
ー長尾氏
きっかけは大阪ミナミにあるコーヒーショップのマグカップです。普通に売ってはるんです、カウンターのところで。
マグカップってまっすぐのストーンとした形が多いんですけど、ちょっと上に向かって広がってる。それがすごいおしゃれというか。この形すごいいいなと思って。で、ネットで探したんです。『オリジナルマグカップ』みたいな。そうしたら貴社(ファーストスティング)のサイトで見つけたんです。それでこれやと。
オシャレな形状なのにリーズナブルですよね。ロゴ制作を入れて安価だったので、もっと色々作ってほしいなと思いました。
しかも割れないんです、これ。もう何回落としたことか。全然割れないし、欠けないし、すごい丈夫ですよね。
割れない・欠けないというのは、実店舗で使っていただいている方からのお声としてとても嬉しいです。
ロースイーツにこだわるお店、今後の試みは…
定休日は決められていないんですね。
ー長尾氏
定休日は不定休にしてます。僕が前の仕事で、曜日固定で休みを取ってたんですが、そうなると、行きたいお店が同じ休みの日やったらどんなに行きたいカフェでも、絶対そこに行けないんです。
なので、これからもずっと不定休でいこうかなと思っています。
色んなお客様が来れるようにという配慮でもあるのですね。見たところ女性のお客さんが多いですか?
ー長尾氏
女性が圧倒的に多いです。年配の方も本当に多いです。この前85歳の方にちゃんと階段を昇って来ていただきました。
昔から住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんが多い街で、だから喫茶店もすごい多いです。純喫茶みたいな。それで、お店を決めるときに不動産屋さんにもすごい難しいって言われました。「カフェじゃないよ、立花は。」って。でも言われると面白いですよね。じゃあやってみようよとなりました。
これからの3年後、5年後、どんな試みを考えていますか?
ー長尾氏
3年後、5年後は、たぶんロースイーツで何か絶対出していると思います。
あともう1つ。このお店とは別に、ロースイーツとドリンクだけくらいのお店を出していると思います。
言うたらそっちがメインなので、そっちでどんどんいきたいですね。いずれは、全国のアレルギー持ちのお子さんに届けられるロースイーツケーキの移動販売なんかもしたいです。
あとは、地元が塚口なので、塚口やミナミのほうにもお店を出してみたいですね。
ロングインタビューありがとうございました。
インタビューを終えて まとめ
今回制作されたオリジナルマグカップ、シンプルなマグカップに淹れられた穀物コーヒーと玄米コーヒーの良い香りが漂います。ラテアート映えも抜群。
肉厚なアメリカンクラシック風の形状に、お店のロゴをプリント。おしゃれなお店の内装と自然派メニューによく似合う、ナチュラルでありながらも洗練されたデザインに仕上がりました。
人気のホロイムア定食はヘルシー思考の女性のみならず、栄養が偏りがちな男性にもおすすめしたい美味しさ。
ロースイーツも試食させていただけることに。美味しさはもちろん、乳製品などを使っていないにも関わらず、芳醇な甘さに驚きです。
アレルギーなどで食べられない・飲めない人でも色んな食事や飲み物を楽しんで欲しいという想いの下に、日々奮闘する長尾さん。そんなこだわりのお店のマグカップ制作に協力することができて、本当に嬉しく思いました。
今回ご紹介した「Cafe Holo i Mua」さんのロゴ入りマグカップをはじめ、オリジナルのマグカップ制作ついて何でもお気軽にご相談ください。デザイン・サイズ・カラーなど、完全オリジナルの食器を作ることが可能です。また、好きな場所にロゴを入れたり、イメージカラーに合わせてオリジナルのカラーリングをしたり、エンボス調のプリントをしたりなど、既製品にはできないこだわりの陶器制作ができます。
土から成型し、カラーリングまでとことんこだわってイチから作るオリジナルの食器は、きっとこだわりのお店づくりに必要なアイテムです。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
【インタビュー】世界中のコーヒー豆を自家焙煎する本格派ロースタリーカフェが、オリジナルマグカップを選んだ理由
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。
大阪市に3店舗を展開する「SANWA COFFEE WORKS (サンワコーヒーワークス)」 。
豆の仕入れから焙煎まで全て自分たちで行い、こだわりのコーヒーを提供する人気のコーヒー専門店です。
大阪の下町情緒溢れる池田町に佇むSANWA COFFEE WORKS本店では、常連さんにゆっくりとコーヒーを愉しんでもらいたいという想いで、市販されている通常のマグカップよりも大きいサイズのものを用意したいと考えていたそうです。
2019年10月の本店のリニューアルオープンに合わせて、マグカップやカップ&ソーサーをファーストスティングでオリジナル制作していただきました。
そこで今回、こだわりのオリジナルマグカップ制作についてお話を伺えることになり、いざ大阪へ。
インタビューに応じていただいたオーナーの西川隆士さんは、2019年ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップで4位に輝いた腕前の持ち主。大会のことなども交え、コーヒー愛いっぱいの話を聞くことができました。
本店をリニューアルオープンしたきっかけ
リニューアルオープンをしようと決めたのは、いつですか?
ー西川氏
ここの建物は大家さんが別に持っている建物なので、改装自体は大家さんが建替えというのを決めはったんですけど、僕らがここを入居するタイミングのときに、「いずれ建て替える可能性があります。」ということは言われてて「5年後くらいですかね。」と言われていたんです。
それが実は7年前くらいなんですけど。リニューアルというのはそのときから意識してましたね。
リニューアルの決断をしたときの心境はどのような想いでしたか?
ー西川氏
5年後の建替えのタイミングで、僕たちも少しずつ力をつけてじゃないですけど、建替えのタイミングで大きくさせていただきたいなという気持ちはその時からずっとありまして、大家さんから声をかけていただいたので、そのタイミングで、頑張ってみようと思いました。
今回建替えのお話をいただいて、せっかくなので大家さんに「一棟貸してください。」と言って。全部上も下もお借りして、丸ごと SANWA COFFEE WORKSとしてやらせていただきたいとお伝えしました。
リニューアルオープンするこの新しいお店で、ここだけはこだわりたいとか、アピールしたい点などはありましたか?
ー西川氏
全てこだわったんですが「特にここ!」と言うなら焙煎室ですね。
僕らはコーヒーショップで、その中でも自家焙煎という、コーヒー豆を海外から買ってきて、たくさんの種類を扱っているお店なので、職人気質とまではいかないまでも、押し付けがましくしない程度に焙煎機が使われるようなお店づくりはしたいなと思っていました。
そのために、店舗の外から見たときに「上に焙煎室があるな」ってわかるように、焙煎機をはじめとした機械が外から見えるようにしました。
豆を焼いているときは上でロースターをいじったりしているのがちょっと見えたりするんですけど、そういうのが見えるような店づくりにしたいなというのは思っていました。
ロースターの大会とは
ちょうど焙煎のお話しが出ましたが、ロースターの大会で4位入賞、おめでとうございます。ロースターの大会というのは、どう開催されて、どういうステップで進んでいくのでしょうか?
ー西川氏
ややこしいんですけど、まず全国の予選みたいなのがありまして。
その出場の条件を満たすのが、焙煎の業務歴というのが2年以上であったり、ちゃんとした大きな焙煎機を使っているというのが条件やったりするんです。
国内予選みたいなのがあって、全国から集まった焙煎士の方々全員に同じ豆が配られるんです。同じ焙煎機を使って、誰がおいしく焼けるかというので。その予選の上位6名が決勝に進出できるんですけど、それに僕を選んでいただいたという。
その次に、全国大会で、2泊3日というちょっと長い大会になるんですけど、渡された豆の品評から、本番で使う焙煎機の特徴をその日に掴んだりして、焙煎計画を立てて、その日に焼くという感じです。
そして、その翌日に順位が決まります。
オリジナルマグカップの制作秘話
弊社でオリジナルマグカップを制作していただいてありがとうございます。
ー西川氏
いえいえ、イチからこういうロゴ入りマグカップをつくれるというのは僕らもありがたいことです。
今回のようにオリジナルマグカップを作る前までの食器選びはどのようにされていましたか?
ー西川氏
ロゴを入れないときは既製の商品の中で、自分たちの使いやすいものであったりとかですね。
海外メーカーさんとかでも有名なものがたくさんありますので、そういうところから選ばせてもらったり、使いやすさであったり。
僕らはコーヒーショップなので、有名なものとかをメインに使ってみたいなというのはありました。
弊社のマグカップは、この本店のリニューアルの前にLUCUA1100店で最初に使っていただきました。その際には、どのような決め手があったのでしょうか?
ー西川氏
そうですね。今までの本店は(改装前)こじんまりしたお店だったので、 LUCUA1100店の店長と打ち合わせしていた当初は、せっかくLUCUAさんで出すなら、いろいろな器を使ってみたいなというのもありました。
色々な器を置いて、「これは海外のカップなんですよ。」なんて紹介したりできるのもありかなと思ったんですけど、せっかくLUCUAさんに出店させていただくので、やっぱりロゴが入っていて、お店のイメージをしっかり伝えていきたいなというところで、オリジナルの食器作りを検討することにしたんです。
そこで、色々とオリジナルマグカップを作ってくれる会社を調べていて、貴社のサイトを見つけてお願いすることに決めました。作れる形も様々あったりとこだわって作れそうだったので、せっかくやったらここにお願いしようとお願いしました。
マグカップ作りまでこだわるコーヒーショップ、今後の展開は・・・
SANWA COFFEE WORKSさんは、今後どんなお店を目指していますか?
ー西川氏
僕は3代目になるんですが、初代である僕のおじいちゃんが始めた天満市場店があって。その小さいお店が元々の発祥というか…。そのお店が、1959年スタートなので、今年で創業60年になるんです。(*取材時2019年)
そこが、本当に地元に根付いたお店になっていて、50年来てくれてはるお客さんもいるんですね。
その方々が、こっちのリニューアルオープンの時にも来ていただいたんですけど、ほんまに長く天満に根付いているお店なので、そういう地域に根付いたコーヒーショップを、少しずつでも、自分らの力がある限り増やせたらと思っています。今回梅田に出させていただいたりとか、次またお声がけいただいている場所もあったりするので。
働くスタッフさんへのインタビュー
働いたきっかけをお聞かせください。
ー女性スタッフ
コーヒーの美味しさに目覚め、募集が締め切られた求人を諦め切れず、直接店舗へ足を運び「ここで働きたいです」とオーナーに直談判しました。情熱と努力で未経験でしたが、ラテアートも身につけ、コーヒーとお店への愛に溢れた日々を過ごしています。
今では本店の近くに住み、子育てに奮闘しながらもカフェのスタッフとして馴染んでいますが、2年前までは実は紅茶派でした…。
皆さんロングインタビューお時間いただきありがとうございました。
まとめ、インタビューを終えて
取材中も店内には焙煎直後の香ばしい豆の香りが漂っていて、心がほっと安らぐ素敵な空間でした。
こだわりのコーヒーと、オリジナルのマグカップ。コーヒーに情熱を注ぐオーナー・スタッフが提供する極上の一杯で、癒しのひとときを過ごすことができるでしょう。我々も、夢に向かう飲食店の食器制作に寄り添い、ものづくりに貢献していきたいと改めて想うことができました。
市販にはない大きさのオリジナルマグカップを制作、こだわりの食器選びについて
LUCUA1100に新規出店した際に、ファースト・スティングのアメリカンマグカップでイチからオリジナルのマグカップを制作したSANWA COFFEE WORKS。
制作時にも何度も打ち合わせを重ね、食器への並々ならぬこだわりを見せていました。
ちなみに、制作したアメリカンマグカップはカフェからいただく注文では一番人気の形状です。
今回の本店リニューアルでは、このアメリカンマグカップよりさらに大きなサイズのマグカップを用意したいと西川さんは考えていたそうです。本店では常連の方がゆっくりとくつろぐことが多く『大きなサイズのマグカップ』という点を、こだわりたいポイントの1つとしていました。
このような大きなサイズはファースト・スティング・プレミアが手がける数々のマグカップにもない大きさで、イチから型を作り制作しています。
通常よりも大きいサイズながらも、LUCUA1100店で使っていたオリジナルマグカップのシルエットを崩すことなく、SANWA COFFEE WORKSのマグカップというイメージをそのまま引き継いだ今回のデザイン。
もちろん、本体カラーも従来のサイズのものと全く同じ仕様で、一貫したコンセプトを演出することができました。
今回のようにこだわりぬいて完成したマグカップ。弊社ではデザイン・サイズ・カラーなど、完全オリジナルのマグカップ制作が可能です。
土から成型し、カラーリングまでとことんこだわってイチから作るオリジナルの食器は、きっとこだわりのお店づくりに貢献できると思います。お気軽にご相談、お問い合わせください。
オリジナル陶器の制作ならおまかせください。
マグカップをはじめ様々な陶磁器製品・ガラス製品をご用意しています。